フィルムカメラで撮る写真|impermeable photographie

ひさびさに自宅でカラープリント暗室しました

2014/03/30
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ひさしぶりに自宅暗室をやりました。
引き伸ばし機を買ったときに付いていたレンズ(若干くもり気味?)がどのぐらい使えるか?を確認したかったので、35mmを六つ切りに焼いてみました。初めての六つ切り!初めての35mm!

35mmは120より焼きやすいと聞いていたので、どんなものかな?と思っていたのですが、これまでに焼いたことのある6×6を大四つに焼くのとは全然違って、最初とまどったのですが面白かったです。
経験者の方からしたら当たり前に知っていることだと思うのですが、初心者が手探りの中で気づいたことを。

  • 大四つ→六つ切りなので、倍率が違うため露光時間が違う。自分が思ってたより短い。
  • 120と35mmは現像所を変えているからネガの状態が違うのかなーと思ったのですが、そもそもフィルムが違う(120はPORTRA400かPRO400で35mmはULTRA MAX 400)のでベースカラーが違った!
    ゆえにニュートラルな色を出すフィルターの値がなかなか決められなくて、心が折れそうにw
    最初真っ黒→かなり黄色→まだまだ黄色→まぁまぁ黄色…というような感じ。真っ黒はレンズを絞り忘れたというのもあるが…。
  • はじめてのFUJI(PRO-G)の印画紙はkodakよりすこし厚い印象。ツルツルした表面の感じもなんか違う。
  • 噂通りピントがわかりやすい。
  • フィルムが小さいからホコリを飛ばしやすい。
  • スクエアじゃないから、六つ切りも大きく感じる。

そして露光時間とフィルターの値を決めたら、同じカメラ同じ銘柄のフィルムだと、全然違うシチュエーションで撮った他のコマでもほぼ同じ値でプリントできて楽ちんだった…。
そういうもの?コンパクトカメラの自動露出だから露出が安定してるからかな。

コンパクトカメラで撮った写真をはじめて大きく伸ばして驚いたのは、コンパクトカメラでもやはり大きいのはいい。手焼きはいい。ということ。人の写ってる写真はもちろん、いわゆる日常の写真がとてもとても好きな感じに仕上がってくれた。あんなに手軽に撮っているのに、この仕上がりか…と驚いてしまう。そしてまた焼きたくなるのである。手焼きも沼だ。

しかし当初予定してたネガが見つからず、35mmのネガが全く整理出来てなくて困った!プリントの前にネガ整理しなければー。35mmはスキャンデータでいいや、と適当に管理していたツケが…次はT3で撮ったネガをプリントしたいなー。探さなきゃー。
プリントしたいのはsoralisで撮ったような気がしてて、またベースカラーが全然違うよな…遠い目…となるのでした。

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