フィルムカメラで撮る写真|impermeable photographie

フィルム選び、現像その後について

2013/03/06
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Twitterなどでデジカメの話を含む写真談義で盛り上がっているの読むと(参加はしていないので読んでいるだけですw)、デジカメに関する知識もつけるべきなんだろうなーと思ってしまうこともあります。が、私は私らしく今の自分が一番興味あることを追求していこう…。
暗室初心者のブローニーフィルム愛好家の私が現在どのような環境で撮っているかが気になる人もいるのではないかと思って、過去の流れを含めてまとめてみます。みんなどこに現像出して、どうやって管理しているんだー?!とよく思っていたので、参考になれば。

フィルムで撮り始めた2008年頃

フィルムで撮り始めたころ(2008年頃:住まいは東京都市部)
35mm:チェーン店系カメラ店のDPEにフィルムスキャン込みの同時プリント。
120:チェーン店から外注。同時プリント(L版)。webアップ用はL版をスキャン。

ネットでブローニーフィルムを現像してもらえるところを探し、アナログ露光の同時プリントとCD書き込みを現像と一緒にやってもらえるところを発見!そこへ郵送でフィルムを送って、仕上がったら郵送で送り返してもらうという流れに。ノーリツ鋼機のCDの書き込みが好みだった。同時プリントは結構色が転んでいたが、やさしいイメージで好きだった。
この頃に現在の住居(東京西部の田舎)に引っ越したため、郵送対応をしてくれるプリント以外は選択肢からなくなりました。いわゆるチェーン店にブローニーを出すと外注対応になるので、お金も時間もかかるという印象だったので。

2012年頃

2012年初頭だったか、上記お店がアナログ露光をやめてしまったので、またインターネットで現像をしてもらえるところを探し、フィルム郵送で受け付けてもらえるところへ。キャビネサイズのプリントと16BASEの書き込みと現像をお願いしていた。2012年の1年間通っていた写真教室での課題の提出は、スキャンしてもらったデータを自宅のインクジェットプリンタ(7年ぐらい前の古いcanon)にピクトリコの半光沢紙にA4印刷していました。

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インクジェットで印刷するときは(うちのプリンターが古いというのがあるにせよ)ベッタリとしてしまう印象があるので、半光沢を使うのが好きです。新しいプリンターだともう少し印象が違うのかな?とは思いますが。

2013年以降

ワークショップへ行って、自分が使用するフィルム銘柄の統一した方が自分で手焼きをするならやりやすい話を聞いたり、ベタ焼きの大切さを知り、現在はプロラボ(私はTCKさんにお世話になっております)に現像とベタ焼きをお願いしています(データシートをつけてもらっています)。
手焼きを自分でやろうと思ったら、その方法が一番フィルム管理もしやすいし、勉強になると思いました。フィルム一本で露出が安定していないと、ベタの段階で真っ白や真っ黒になってしまう…己の未熟っぷりを堪能できますw。同時プリントではわからないことでした。現在プリントのワークショップに通うようになって、ますますベタ焼きのありがたさを実感しています。
自宅から恵比寿への交通費よりも送料の方がお得なので(うちから恵比寿まで1時間半かかるし…)、現像済みフィルムは宅急便で送ってもらっています。詳細は直接TCKさんにお問い合わせください。

フィルム選びについて

フィルムはいろいろ使っていましたが、PORTRA 400だけで今後は撮ろうと思っています。コダックさん、どうぞよろしく…よろしく…なにとぞよろしくお願いします…。
追記)↑と書きつつ2013年7月のコダックの値上げにより2013年7月現在FUJI PRO400と併用中です。PRO400Hは手焼きしにくいのでPRO400。本当に本当に微妙にPORTRAの方が色バランスが好きな気がするのだけど、プリントでフォローできる範囲だと思っています。

ちなみにそれまではPRO400HやLOMOや期限切れのAGFAやらEKTARやらいろいろ使っていました。35mmはsoralisを使うことが多かったのですが、生産終了のお知らせが…!

とうとうPRO400の生産終了のお知らせが…(2014年2月)

135サイズ「ネオパン400 PRESTO」および120サイズ「フジカラーPRO400」販売終了のご案内
というわけで、2014年8月現在は66ではPORTRA400のみ使っています。67など他のカメラのときはEKTAR100などを使うこともあります。

ネガスキャンについて

ネガスキャンをするスキャナーはEPSONのGT-X820を使っています。2009年ぐらいに購入したので、現行機種とは若干違うのかも。ネガスキャンできるスキャナーをコレ以外使ったことがないので、使い勝手については比べようがなく、こんなものかーという感じです。キャリアにフィルムを挟みにくいと感じるのはおそらくどの機種でも同じな気がしています。というか、私が不器用なだけかも。
スキャンは結構時間がかかるし、思っている色になかなかなってくれないので苦手です。あと適正露出で撮ってないと、かなり粒状感が強くなってしまって、それを直せないです。フィルムスキャン習いたい…。紙が好きとはいえ、やはりPCでも管理したいですし、ブログにもアップしたいので、フィルムスキャンもなんとか上達したいです。

という感じの作業環境です。
同時プリントや同時スキャンをやめたら色の先入観がなくなってよいのですが、信頼できて好みをきちんと伝えられるラボに頼めるなら、お任せしたい気持ちもあります。が、そういう場所もなかなか見つからないし、ベタ焼きの美しさにメロメロできるし、自分で手焼きする面白さも知ってしまったので、当分こんな感じで管理していこうと思ってます。というか、ベタ焼きが好きです。

2013年12月追記

35mmだけは最近また地方のDPEショップに郵送して「現像+同時プリント+CD書き込み」をお願いしています。35mmフィルムはkodakのultramx400をメインで使っているので、フジの機材より相性がいいように感じるノーリツ鋼機でスキャンしてくれる業者さんにお願いしています。
もちろん少し自動補正の色転びはありますが、自分でスキャンするより圧倒的に早いので(35mmは枚数も多い!)助かっています。このネガ達を自宅でプリントしたいなーと計画しています…

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