Nikon FEについて（作例も一緒に）

Nikon FEは父が私が子供だった頃に買ったカメラです（1978年4月発売）。私が2000年頃にカメラ！カメラ！カメラ！言ってたら（当時はトイカメラ収集をしていた…）レンズ2本と一緒に譲ってくれました。が、それがマニュアルフォーカスのズームレンズ（かびて処分したので機種不明）と135mmだったのですが、両方ともレンズの見た目が「長い」ため、あまり好きではなくずっと使っていませんでした。あと電池が放電してしまうのか、通常より早く無くなってしまうという状態で、電池がない状態のときはSS90固定でしか撮れない（もちろん露出計も動かなくなる）ため、なんとなくずっとタンスの肥やしにしていました。あとカメラの使い方がよくわかっていなかったというのもある。
が、D40による写真ブームにより、フィルムで撮りたい！一眼レフ！となったとき、10年越しに日の目を見たのでした。デジタルで露出とシャッタースピードの関係の基本を理解していたので、スムーズに使えました。
D40のファインダーよりもピントがわかりやすく、とにかく小さくて軽くて露出計がついているので、自転車乗りながら撮ったりするお散歩カメラにちょうどよくてよく持ち出していました。その頃に撮った写真を作例としてアップ。

↑このバラの写真はplanar50mmとメモあり
もちろん室内でもよく使っていました。

↑この植物3つの写真はplanar50mmとメモあり

ほとんどD40用に購入した50mmf1.8で撮っています。CONTAX Ariaに憧れていたので、planar50mmを借りていたこともありました。いまだに欲しい…でも現在のメインカメラはハッセルorローライなので我慢。
で、使っていたらフィルムが飛び飛びで撮影されることが多くなり、36枚のうち12枚ぐらいしか撮れてないという自体になり、修理をしました。直すより買う方が安くすむとはいえ、せっかく父からもらったカメラだから大事にしようと思って直しましたが、今度は思っていた構図より上部が多く写っているような気がしていて（が、確証が持てないまま何年もたってしまったなぁ）。
子供を撮るのにサイズと焦点距離がちょうどよかったから、産後1年位はこれをメインカメラにしていました（ハッセルブラッドを使う心の余裕がなかった…）。が、最近はあまり出番がありません。だけどこうやって並べてみて見ると、4年ぐらい前に撮った写真なのに今撮ってるのとあまり変わらない気がする。そしてよく撮れているなーなんて自画自賛して、また使いたくなる。
そういえば使っていると父が嬉しそうなのでした。このカメラのおかげでフィルムの一眼レフカメラに親しめるようになったので、とても感謝しています。ふと気がついたのですが、新品のカメラボディを自分の意思で買ったことがないかもしれない…トイカメラ（スメナ35とAGAT 18Kと15年前ぐらいにFUJIのコンデジ持っていた遠い記憶が…）ぐらいかもー。