フィルムカメラで撮る写真|impermeable photographie

選んだ写真のことを沢山考える。

2014年04月24日

90700028もうすぐグループ展が始まるから準備していると、心はどこかその準備した写真に持っていかれたような、むしろ自分で置いてきたのか、なんとなくここにいる自分は少し空虚でぼんやりした気分になる。
無理に写真を撮ろうとは思わないけども撮らないとなにかを忘れちゃうよねーなんて思いながらカメラをカバンに入れるものの、一度も出さずに帰ることもしばしば。

今の私にとって、お仕事じゃないけども私は私が私として生きるために必要なものの一つとして大切に考えたくて、写真に関する何かを読もうとアラーキーのエッセイを読んだりする。いろいろ写真家さんの書物をぼちぼちとだけど読んでるけど、アラーキーの考え方が一番しっくりくる。まだ自分の中で明確な文章にできないので、言及しないけども。

何度読んでもいい。生家の下駄の看板の写真、ニュータウンの写真すごい。たまらない。
あとこの連載が掲載されたのは、私が生まれる前でビックリする。とにかく力強いのは時代もあるのか。

甘露書房「写真への旅 荒木経惟」
こちらの解説?ページも面白かった。恋人写真のくだり、私も引用しようかと思いましたが、このサイトにあったのでやめちゃった。旦那さんが奥さんを撮った写真好きなんだよね、その逆もしかり。というか、被写体と撮影者の距離感や関係性が見え隠れする写真が好きなんだわ…そうだ、そうだ。

豊田市美術館で開催される荒木経惟 往生写集―顔・空景・道に行ってみたい。まだ一度もアラーキーの写真展行ったことないや。しかしこの点数、子連れで行って見られる量じゃないし、夫と交代で見るにも時間がかかりすぎそうだなー。むーん。

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