フィルムカメラで撮る写真|impermeable photographie

2016年2月2日〜7日開催 グループ写真展「december」に参加します!

2016/02/01
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また今回も参加させていただきます!2015年12月はそれゆえに毎日写真を撮っておりました。それゆえ年末年始は撮った写真を即instagramにアップしたりもしていました。

2015年11月に開催した自分の個展終わってすぐで、やりきった充実感がありつつもなんとなく別の方向性も考えたいとぼんやりと考えていたので(120スクエアでの自分の写真に限界を感じる…という感じ。突き詰めたくもあり、別の視点も欲しくなる感じ。)、12月の写真はいつもと何かを変えようと思ったのでした。で、変えたのはカメラ。苦手だったデジカメに挑戦してみようと。
で、デジカメの何が苦手なのか?と考えたとき、まずjpg撮って出しのままの色味が好みではないことが多い。特に空の色(色調補正で自分好みにしたら?)。
その2としてはノイズがなさすぎてノペッとした印象があり、広告的なお仕事写真ではノイズは不要なのだけども、フィルムの粒子感が欲しい(ノイズ足せる?光沢紙じゃなくて半光沢紙にプリントするとか…?)。
3番目は暗室で手焼きプリントができないので、水につけたところが見られない(が、最近暗室時間が作れてないので結局見ていない…)
4番目、撮ったらすぐに確認していまいちだと思うと消しちゃう(撮ってすぐに表示しない設定に変更して解決。撮影画像もrawのバックアップはとっておいたけど、パソコンのモニタでじっくり等倍で確認して自己嫌悪に陥ることはしないようにした。)
5番目、オレンジの日付いれたい。(Photoshop様がどうにかしてくれるかも?)
6番目、カメラ本体がかわいくない(我慢もしくはFUJIを買うしかw)
7番目、中判を大きくプリントしたときの立体感や存在感のたまらなさ。美しさ。(今回の展示は基本L版だから!)

というようなかんじで、とりあえずデジカメを否定しようとする自分を否定しながら、デジカメと向き合ってみた1ヶ月でした。デジカメで撮って撮ってとりまくって、それを現像してプリントしてみたら見えてくるものがあるかなーと考えてみたんですけど、便利でした、デジカメ。主流になるわーと改めて実感。
マニュアルフォーカスで撮るRolleiflexは、子供を連れて家族と一緒にいるときにはなかなか難しく、一人でいるときの方が撮りやすいカメラで、無理しなくてもいいのかも?と。
あと車窓からバシバシ、グッと寄ってバシバシ、夜の明かりをバシバシ、というような今までとは違う撮り方をしました。なんかよくわからない目に付いたものを撮っていて、それがなんだったのか?どこだったのか?思い出せないけど、何かひっかかったということがわかり、すごく写真的だなと。
Rolleiflexもhasselbladも私の持っているレンズは最短近接距離が1mだったので、それが制限となって寄りすぎない写真を撮れるようになったのはよかったけど、私はもう少し寄ってみたかったのかもしれないなんて考えました。

私のことを知っていらっしゃる方が展示写真をみて不思議な気持ちになってくれたらいいなーなんて考えていますが、どうでしょうか。
しかしraw現像するの難しかった。相変わらず着地点が見えない。フィルムカメラは着地点をある程度指示してくれるので、楽ちんだと思いました。でも前に比べたら着地点みつけやすくなった気はしました。今回の着地点はコンパクトフィルムカメラでのL版写真。次はまた違う感じで現像できるように撮ってみたい。

december DM グループ写真展「december」
2016年2月2日(火)〜 7日(日)
12:00〜19:00(最終日は16時まで)
ルーニィ 247 フォトグラフィー
東京都新宿区四谷4−11みすずビル1階
03-3341-8118
(東京メトロ丸ノ内線 四谷三丁目駅下車 徒歩3分)

書きながらもう眠すぎて、昼間に沢山加筆修正しそうな予感ですが…アップw※すごい誤植だらけだったので編集しました

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