フィルムカメラで撮る写真|impermeable photographie

ヨシ子さんのカラープリントワークショップに参加しました

2012/11/28
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浅草のpippoで11月27日に開催された「ヨシ子さんのカラープリントワークショップ」に参加してきました。
写真教室のクラスメイトから暗室で自分で焼いた話を聞いて、ずっとうらやましくて、いつか!いつか!と思っていたら、平日開催のワークショップがあったので申し込み、子供を保育園にいつもより1時間早く預け、お迎えと夜ご飯は夫にまかせて、なんとか参加できました。家族の協力あってこその自分の写真活動だと思い知るのでした。本当にありがとうございます…
噂には聞いていたヨシ子さんのネガを見るだけで写真のカラーバランスを判断する知識と経験に基づいた技術が本当に素晴らしかったです。ご本人の人柄も素晴らしく、いろいろお話を聞けて大変おもしろかったです。お話していると写真への想いを感じました。

暗室作業は自分の写真がフィルターを変え、露光時間を調整することでイメージ通りの写真になる面白さを知りました。暗室の中で化学なトライアンドエラーの繰り返しの手作業。普段、パソコンにはりつきの仕事をし、失敗しないように…と慎重な性格で生活をしている私からすると、何度も肝を冷やしドキドキすることが多く、それも新鮮でした。人としてこういうことって大事な気がする…と思ったりした(うまく言葉にならないんだけど、リアル感っていうのかな)。
仕上がった写真は自分の写真としてベストを尽くしている感がすごくて、びっくりしました。気に入ったカメラとフィルムを使って良いシチュエーションで良い被写体を撮ることが「過程」で、きちんとプリントして仕上がった写真が「結果」ということがよくわかり、いろいろな本や先人達の言葉がやっと納得できました。わかっているんだけどなーとわかっているようでわかっていなかった様々なことが、暗室体験でわかってきたような気がします。それと「ネガは補正ができる」というのを実感したので、まず基本になるプリントを美しく仕上げるために、適正露出で撮ることとフィルムの銘柄を統一させた方がプリントしやすいことが体感でき、いろいろ言葉に惑わされないぞ…と決意。

それにしたって、とにかく楽しかった。暗室はこりごりってなるかと思っていたので、まさかの結果に自分もびっくり。写真がますます好きになり、もっともっと撮りたくなりました。あとあの写真もこの写真も自分で焼いてみたい!とかいろいろ思うのです。覆い焼き、私もしてみたい!写真恐ろしい子っ…。あと他の参加者の方々の写真がみんな素晴らしくて、なんだか嬉しくも悔しくもなるので、もっと精進します。

レンタル暗室・ギャラリーpippo(ピッポ)
東京都台東区西浅草3-3-4金森ビル2F
営業時間11:00 – 20:00 木曜定休

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