フィルムカメラで撮る写真|impermeable photographie

Rolleiflex 2.8E について

2012/10/08
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2008年、Hasselblad500c/mを買うときに悩んだ対抗候補機だったのはローライフレックスでした。それから4年間ずっと憧れていたカメラ、念願かなって購入しました!その興奮さめやらぬうちに書いておこうと思います。
正方形フォーマットの中判カメラが欲しいと思った2008年、当時を思い返すと、ローライの印象はなんだかレンズの種類がいっぱいあってどれがいいのかわからないし、レンズ交換できないのに2.8planarを狙うとハッセルよりお高いし…と思った記憶があります。(レンズ交換!と思っていましたが、結局ハッセルのレンズは標準しか持っておりません…。)もちろんハッセルに不満があったわけではなく、ずっと使ってみたいなーと憧れていたのでした。しかし、周りに持っている友人がいるわけでもなく、本や雑誌を読んでより欲しくなってしまうという…悪循環でした。
で、またなぜ今このタイミングでと自分でも思うのですが、ふとヤフオクをみたら欲しかった気持ちが盛り上がってしまい、勢い余って入札してしまったのでした。オークションなので、どーしてもダメだったらOHする気でいましたが、とりあえず大丈夫そう。

sky and cloud!
my lunch

1本撮った印象は、何か不思議なゆらぎのようなものがプリントから感じました。ハッセルの方がもう少しかっちりしているような…気もしないでもない(とはいえ、私のハッセルのplanarも柔らかいタイプだけど)。プリントを混ぜたらわからなくなりそうですがw。←適当
ローライは使用用途を変える予定でいます。電車のときはローライ。人ごみのところへはローライ。そんなイメージ。あの見た目とシャッター音は犬すら警戒心を持たせずに撮らせてくれるのだなぁと不思議な気分になった一枚です。

dog

フィルム交換や手へのなじみ具合がハッセルの方に慣れているので、すぐに2台を50%50%で使えるようにはならないと思うけど、ずっと大切に使っていけるように大事にしたい。憧れのカメラ。フィルムが今後どうなるのかな?と思う時代で寂しいけど、今だからこそこのようないいカメラを使うことができるこの状況を目一杯楽しみたいです。

※追記

オークションを追っていて、何かおかしいなーと思う出品が何件があり(ウォッチリスト登録していて、相場を調べていたら、入札があって落札された後にもう一度出品されているという不可思議な動き。普通入札がいくつかあったら、そのまま終了するでしょう?なぜ削除されたのかな?と疑問に思ったのだった。)、調べていたら結構悪質な業者がかなりいるっぽいデス。ローライだけじゃなくて、ハッセル他いわゆるクラシックなフィルムカメラ。
カメラカテゴリだけじゃなくて、いろんなところにいるとは思うけど、お気をつけください…変なの掴まされなくてよかったーと思いつつ、嫌な思いをする人が増えませんように。

2015年追記

この記事を書いてから半年ぐらいすぎてから、Rolleiflex2.8eとフィルムを一緒にインナーケースに入れやすいので、持ち運びに便利で完全にメイン機材になりました。そして2014年後半、ストラップを取りつけているネジがゆるくなっているのを都度巻いていたんのですが、気がついたらなくなっていたので、とうとうローライフレックス専門の修理店に出して、オーバーホールすることになりました。オーバーホールして絶好調になのが楽しみです。

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