フィルムカメラで撮る写真|impermeable photographie

写真は「気づくこと」

2015年02月14日

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雑誌Brutusによって開催されたホンマタカシさんと川内倫子さんのトークショーの抽選に当たり、ウキウキ浮かれきった感じで行ってきました。
普段は東京の西端の山奥に住み、どこへ行くのも車(たまに自転車)で、自営業で主に夫と仕事をし、娘の保育園の先生やたまにママさん友だちと話すのが日常生活の私は、どうしてもインターネットにどっぷりつかって、1人で無駄にいろいろ考えすぎたりしていて、外に出てのインプットは写真だけじゃなくて仕事にも大事!と実感した次第でありますっ…!
人と会って目を見て会話をして、言葉を五感で感じることってものすごく大切としみじみ。インターネットでだばだばと溢れ出す情報におぼれていることを再認識…。(便利だし大好きなので、ネット断ちできません。そもそも仕事できなくなるし…)

トークショーのメインは、参加者に与えられた「車をテーマにした写真を10枚をinstagramにアップする」という課題の講評メインで、参加者との会話の中にいろいろ面白い話を伺うことができました。
ええ、もちろん私の写真も講評されましたが、他の方はしっかりとしたテーマを持って撮っていらしていて、私はボンヤリしすぎていて恥ずかしかったです…「10枚」という枚数にひっぱられ、新しく撮り下ろすことばかり考えてしまったのですが、それよりも「テーマ」を大事にするべきでした。表現するということは、真面目に課題をこなすことではないとか37歳になってわかるというね…始まりに遅いはないけども!それでも!今さら!な感じです、我ながら…。そしてこの貴重な機会に気がつくなんて!と思いつつ…お話の内容は、文字にしたらあのニュアンスは伝わらない感じがするので私の文章力では書けませんが、ホンマさん川内さんの一言一言が私にとってのブレイクスルー!モヤモヤがふわーっと抜けて脳の血流がよくなった感じがしています。

トークショーの中で川内さんは「写真は気づくことが大切」とおっしゃっていたのが印象的でした。撮った写真をみて、自分のいろいろなこと、奥底に気がつくこと。それが写真を撮るということの中で大切な一つ。写真をやっていてよかったこと。

気がつくということをとても意識したトークショーになりました。写真撮るようになって、それ以前の生活と違って物事に対する視点が変わって気づきが増えたとは思っていましたが、「気づくこと」に気づくということは永遠に続いていくことなのだなーと気づきました。ああ、ゲシュタルト崩壊気味。

写真は冬になると撮っている朝の車のフロントガラスです。私の車写真。車よりも氷が好きなのかもしれません。そして今朝は晴れていたのに凍ってませんでした。朝日にあたって溶けたのかもしれませんが、それを含めて春がきたことがわかります。

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