フィルムカメラで撮る写真|impermeable photographie

川内倫子さん『SHEETS』が楽しみすぎて!

2014年01月31日

2014.01.16

大好きな川内倫子さんの新しい写真集が楽しみすぎて、ワクワクしています。

写真家がいつもは見せることのない、1枚の写真を世に出す前の状態であるコンタクトシート。そこには撮影の衝動や狙いがおしげもなくつまっている。本作は写真家、川内倫子がこれまでの作品をベースにそのコンタクトシートを自ら選び、再構成したものとなっている。実際のコンタクトシートが原寸で掲載され、随所でズームアップされた作品が観音開きでレイアウトされている。6 x 6のフィルムカメラで撮られたコンタクトシートの1コマ1コマを追うことで、写真家の辿ってきた視点を追体験し、再発見することができる。写真自体が何かを選んでいく行為の連続であといえるなら、1枚の写真を選ぶという彼女の選択は、撮ることと同義に大切な行為であり、そのヒントがつまった本作は、装丁さながらまるでプライベートの手帖のような一冊である。
Price:7,140円(税込)
発行元: KOMINEK BOOKS
サイズ: 210 x 140 mm
仕 様: 152 pages, Hardcover, colors

NADiffさんより引用
川内倫子 写真集「SHEETS」出版記念トーク&サインもあるので、これは行かねば!と鼻息あらい感じになっております。

コンタクトシートというものを知ったのは、友達が個展を開催するので写真を撮ったのでホームページを作って欲しいと頼まれたときに見せてもらったのが最初でした。
あのときに見せてもらったコンタクトシートはなんだかキラキラ輝いているようでした。友達の写真がとてもとても素晴らしかったのもあるし、今思えばヨシ子さんが作ってくれたコンタクトシートだったのだろうな…とも思うので、それはそれは美しく、脳裏に焼きついています。
しかし自分ではずっとミニラボでの同時プリントやスキャンしたデータでしか自分の写真を見ていませんでしたが、一昨年の年末ぐらいから自分で撮った写真もコンタクトシートを作ってもらうようにしました。そしたら、私のネガは露出が適当すぎて真っ白だったりどんより黒かったりしつつもやっぱり綺麗で、このものそのものがとても大切なものになったのでした。

ギュギュっと撮ったときの記憶が閉じ込められたようなコンタクトシートの美しさを、川内倫子さんの作品で堪能できるなんて!と想像すると本当にワクワクしています。2012年の写真美術館での展示もコンタクトシートがあったので、嬉しかったのを覚えています。
本当に本当に楽しみだなぁ。

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