フィルムカメラで撮る写真|impermeable photographie

「流されて八丈島」が面白くて八丈島に行きたいー

2015年04月3日

calf

私は東京生まれ東京育ちなのですが、0歳〜6歳まで東京の離島八丈島で育ちました。父親の仕事の関係で…というと気の毒そうな顔をされることが多いのですが、本人希望の転勤だったので、左遷ではありませんw 自分が親になって思うと生後半年の私を連れてよく離島へ行こうと思ったな、我が両親…と感心しつつ、楽しい6年間だったのと自分にもふるさとがある感じしていて、感謝しています。八丈島大好きです。

そんな私なので、八丈島の話題に過剰に反応して会話に入ったり、テレビでやっていれば喜んでみるのですが、この漫画は知らず、ずっと前に作者の方のブログは読んだ記憶はあったのですが、読むと島に行きたくなるからブックマークしてなかったため、改めて読んでみたところ、面白くって面白くって、思わず感想を書く次第であります!(めざせ個展!を振り返る…が思うように進まなくて)

geothermal power plant

私が住んでいたのは30年前で、当時あった大きなホテルは軒並み廃墟になっているのですが、大手チェーンのコンビニがない!もちろんファストフードもない!荒天で船の欠航が続くとスーパーが空っぽになる!荒天のなか羽田を出発した飛行機が八丈島に着陸できず引き返す!鍵をかけない!くさや!八丈太鼓!と、30年前といろいろ変わらない様子がうかがえて、とても懐かしく楽しくなりました。島の感じが漫画から溢れ出ています。もちろんインターネットがあることで、30年前とは変わったことは多いと思いますが、それでも変わらない部分がかなりあるように感じられるのは太平洋にポンと浮かぶ島だからこそなんだと思います(小笠原のように世界遺産になってもいないし…)。
とにかく行きたくなること間違いなし!というか、もう行きたくて仕方ないです。行きたいんだよぉぉぉぉー!

2015年4月、4巻まで刊行。しかし現在この並びをみて、4巻目を「7巻」だと勘違いした人は少なくないはず…!

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ほらね!(私だけですかね…)

hachijo store good bye cat cat and blue post office

写真は2008年に行ったときに撮ったものです。hasselbladのフィルム2本目ぐらいでまだまだ全然慣れていなかったのだけど、カメラに助けられて上の2枚の写真が撮れました。八丈島富士の牧場と地熱発電所です。
下の35mmはNikonFEです。このカメラは私が八丈島に住んでいたときに父が私を撮ってくれたものなので、それを持って八丈島に行くというのがなんだか特別な感じがしました。私が住んでいた建物はもうなかったけど、じめっとした湿気とぬるさと大きな植物たちと青い空と青い海の中で自分が育ったことを思い出すよい旅でした。
少し記憶の残るあの頃の自分と娘が同じ年になって、人の営みの繰り返しと決して焼き直しではないということが面白いです。

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