フィルムカメラで撮る写真|impermeable photographie

車に乗って遠くへ行くこと

2015年05月27日

2015.04.25

そろそろゴールデンウィークが終わって一ヶ月。今年は長めにお休みをして(終わらない仕事を抱えたまま…)自宅から日本海側東北経由で夫の実家がある札幌へ行ってきました。犬連れ子連れだったので、札幌以外はずっと車中泊。すっかり慣れたし、いい気候の時期だし、ほとんど晴れでとても楽しく過ごしました。しかし札幌では結構仕事した。

運転はずっと夫がしているので私は娘と遊んだり外をみたりしているんですけど、場所によって屋根の色と形状が全く違うことに気がつきます。それはずっと前に松江に行ったときも思ったのだけど、日本海側には黒い瓦屋根の家の街がある。米子はシャチホコも付いている。秋田の象潟も黒い瓦の家が多かったような。でも気がつくとまた普通の新建材の住宅が並ぶ。でもまた気がつくと黒い瓦の家。

2015.04.25

海沿いを走ると、新潟のあたりは砂浜が続いているけど、気がつけば岩っぽい磯になる。金属が潮風でさびていて、松の木は風で斜めに生えていて、休みの日の午前中は磯で釣りをしている人が沢山いて、おこぼれに預かろうとするカモメが飛んでいる。風力発電所がいたるところにあって、雪解け水で溢れかえってる流れの激しい川。水がはられる田んぼ。美しい映り込み。青森のガードレールはりんご。色は赤もある。

apple

北海道に入れば視界がどーーーんと開けていて、家と家の間隔が広い。そもそも家が大きい。白樺が沢山生えていて、道路脇に水芭蕉も見える。ニセコを通れば羊蹄山がかまえていて、堂々としているさまが神々しくもある。

函館と大間を結ぶフェリーに初めて乗ってみたら、車なしでフェリーに乗っている乗客の多さに驚く。フェリーによって函館が大間の方々の生活圏になっていることを知った。フェリーに乗る車も青森便に比べるとトラックが少ない。

2015.04.25

などなど、飛行機を使ってばびゅーんと飛び越して札幌に行ったら全く気がつかないことがあって、食べ物も沢山食べて、写真はあまり撮れなかったけど、楽しい旅行でした。がんばって仕事してまた旅行に行きたいです。
しかし家族と一緒だと落ち着いて写真撮れないんだよねぇ…。世のお母さん達はどうしているんだろうか…我が家が移動ばかりしているせいもあるか…どうでしょうか?というぐらい「今日はここまで進むぞ!」や「ここをキャンプ地とする!」みたいになってしまう旅程のせいかもしれないけども。

そういえばヤングな頃にバイクに乗せてもらって遠出したときは、車で行くよりもずっと五感で感じたなーなんてことを思い出した。風も匂いも。

スポンサードリンク

↑ページトップへ