川島小鳥「未来ちゃん」
特別に写真を趣味としていないお友達（常識的に子供の写真などを楽しんでいると思われているいわゆるママ友）に会ったときに、私は最近写真教室に行ったりしているんだよーなんて話したら、「デジタル一眼レフなら未来ちゃんみたいな写真が撮れる？」と聞かれたのだった。未来ちゃんは一般層（という言い方をすると失礼かもしれないけど、変態的ｗに写真が好きな層ではない人たちのことを指したい）にも認知されているのかと驚き、これはきちんと買って読んでみるべきなのではないかと思ったのでした。
感想はとにかくパワフルで生命力にあふれている未来ちゃんの魅力満載で、私の撮る娘の写真とは全然違ってびっくり。空気が違う。私は自分なりにきちんと撮ろうとしすぎていて、被写体時代の魅力を存分に写真におさめようという撮り方をしていないんだなーなんて思いました。未来ちゃん、売れているだけあってすごい写真集でした。ちなみにやはり特別写真に興味のない実家の母ですら、うちにきて置いておいた写真集を見ていた。手に取ろうという気持ちにさせるのはすごいと思う。