自然の鉛筆 技法と表現-平成24年度東京都写真美術館コレクション展
昔の技法の写真のワクワク感。どうしてどうやってこの手法を試そうと思ったのか？写真は科学と密接に結びついていたのだと実感する。現在に生きる私は自分の知る方法しか試していなくて、既存の手法の中で成長したいと思ったり人に認められたかったりするとのだけど、そうじゃない冒険家？発明家？というような写真の世界。同じ写真であり、写ってるのは人や風景なのに、何か違うものが写っているような感じがしたのは当時の人達の気合のようなものなのか。そしてますます自分で暗室でプリントしてみたいと思うのです。浮かび上がるプリントを見てみたい。先人達の気持ちがほんのほんの少しわかるかもしれない。
現代写真の有名なものも見れたのが嬉しかった。
それと、これをきちんと所蔵している美術館の素晴らしさと技術。当たり前のことをきちんと当たり前に行うことの大切さ。
自然の鉛筆 技法と表現-平成24年度東京都写真美術館コレクション展
東京都写真美術館
2012年7月14日 ( 土 ) ～ 9月17日 ( 月・祝 )
http://syabi.com/contents/exhibition/index-1595.html