フィルムカメラで撮る写真|impermeable photographie

暗室作業(第1回@PiPPOにて)

2013/02/28
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ワークショップの宿題用のプリントを作るために初めて一人暗室。土曜日のワークショップからなるべく間をあけずに行きました。

初めての一人暗室…。一人だからむしろ気楽なのでは?と思いつつ、うっかり印画紙を感光させてしまったら…とか無駄に心配をしつつ、無事なんとかこなしました。

ベタをとってもらったネガに関してはテストを3回。フィルターの計算方法を間違って、数値を逆にしたりして、Mを減らしたかったのにMが増えたりしていました。四苦八苦しながら、なんとかかんとか本番プリント。全体を印刷したらやっぱりバランスがおかしいー!となって直して再度プリント。

ベタのないずっと前のネガも試しに一つ用意してみてチャレンジ。PORTRA 160NCなので、そんなに数値は違わないかなーと思ったのですが、オーバー気味の写真だったので、全然出てない…

↑ということで、5回テスト撮ったのに時間がなくて本番プリントまでいけなかった!次に暗室行くときに焼くことにする。写真は左から1回目→5回目。微妙すぎる…あと最初の方、大事な牛がテストに入っていないという…
ちなみに写真自体はこれです→Flickrの該当写真へ

慎重すぎる性格のせいで、微妙なカラー調整ばかりしていて時間がかかりまくってしまったので、次はもっと大胆に!を合言葉にしていこうと思います。

途中機材トラブル(と思ったら、私のうっかりミスだった…すいません)があったりして、5時間強暗室にこもっていましたが、なんとか5枚プリントできました。うち2枚はまだ色がなーと思う感じなのですが、初回にしてはがんばったのではないだろうか…脳がクタクタになりました。1枚はかなりいい感じなのではないだろうか…人がいてアンバーじゃない光の写真が調整しやすいなと思いました。夕方の写真、難しい…

それにしたって自分の写真が自分の手で大きく焼けたの喜びってスゴイ。色が出たときの「これだー!」というやったよ感。コマンドZのきかない世界。私はここに行くためにフィルムで今まで撮っていたのかもしれない。点と点がつながって線になっていくよ。

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